和書
著者である三石巌が、読書会で出会った本によって分子栄養学の研究を進めていったという記述は興味深かった。 三石栄養学により僕は健康に生きることができているから、その読書会には感謝しないといけない思う。 三石栄養学の特徴は高たんぱく、メガビタミ…
「やられたらやり返す。倍返しだ!」というキャッチコピーのもと、テレビドラマ『半沢直樹』は一世を風靡した。 実はドラマさえ見ていないのだが、原作を手に入れたので読んでみた。 最後まで一気に読めるぐらい、話の流れがスムーズに描写されている。 これ…
保険の種類は驚くほど多い。 そして、その内容は複雑で携帯会社の料金プランのようだと思うこともある。 しかしながら、それだけ種類が多いというのは、一人ひとりの違う人生に適した保険が生まれてきたためであって、意味もなく増えてきたわけではない。 著…
何気ない日常が淡々と描かれており、変な盛り上がりもクライマックスも用意されていない。 でも、すーっと小説の中に入っている自分がいて、いつの間にか読み終えていた。 仕事をして生きていると日々があっという間に過ぎていく、そんな毎日が丁寧な筆致で…
とにかく素晴らしい本だったというしかない。 山田昭男氏が遺した言葉、 「日本人は『楽しく働くこと』を、もっと本気で考えた方がいい」 に、山田氏の問題意識は凝縮されている気がする。 未来工業の職場環境とはすなわち、 ・就労時間は1日7時間15分で、残…
僕は元長距離ランナーであるが、本書はリアリティが半端ではない。 もちろん箱根駅伝出場などのあたりはファンタジーと言われてもしかたないかもしれないが、ランニング中の感覚描写などは非常にリアルであり、驚きを持って読み進めた。 著者は元ランナーか…
さすが堀江氏と思わせてくれる書籍である。 会社は必要ないと言い切る歯切れの良さは、読んでいて非常に気持ちがいい。 手段として会社という制度が生まれてきたにすぎない。 目的の達成手段として代替できるものが他にあるならば、会社など必要なくなるので…
松井に勇気づけられた人はどれだけいるだろうか。 かくいう僕も勇気をもらった1人なのだが。 2009年のワールドシリーズでの松井の活躍を、僕は家電量販店のテレビで見ていた。 人生に絶望し、それでもあきらめるわけにはいかないと思いながら生きていたあの…